ヒト幹細胞培養液って何?と調べても、難しい言葉の羅列でよく分かりません。
今回私なりに調べて、分かりやすく伝えられるように書いてみました。
はじまりは『再生医療』から
乳房の再建術やスポーツ選手の膝軟骨の再生など、脂肪組織由来の成体幹細胞を使用した再生医療の技術が進歩しているのは聞いたことがありますよね。
これらは、一言で言えば「組織が再生する」ということ。
その他に幹細胞そのものではなく『幹細胞培養液』を使用した再生医療があります。
この培養液には、コラーゲンやヒアルロン酸など豊富なタンパク質等、組織を構成するのに必要な成分が含まれています。
重要なのは「組織再生の働き」で、これは化粧品が求める機能と同じことから、この幹細胞培養液の技術を応用して開発したのが『ヒト幹細胞培養液』というわけです。
ヒト幹細胞培養液とは?ヒトじゃなきゃダメなの?
植物性由来の成分を使用した化粧品もありますが、そもそも植物の細胞とヒトの細胞はまったくの別物と考えてください。
上記の再生医療において植物の細胞を移植しますか?ってはなしです。
ヒト由来を使用することで、初めて人間の細胞にスイッチを入れることができるわけです。
「組織の再生」という観点からすれば「ヒトじゃなきゃダメ」というのが結論です。
細胞の活性化
細胞が活性化することによって、真皮では線維芽細胞を増殖・活性化し、丈夫なタンパク質が作り出されます。さらに表皮では表皮幹細胞に表皮細胞を量産させて、正常なターンオーバーへと導き肌を再建するのです。さらに良いことに肌組織の再建に伴い、より肌細胞が活発化していくという副次的な効果もあります。細胞の壊れた箇所に別の細胞が移動(マイグレーション)し修復するといった効果も確認できています。これは驚くべき現象で、EGFやFGFといった成分単体では見ることができません。培養液の中に含まれる様々な成分が作用しあって、このような効果を生み出していると言われています。
ヒト幹細胞培養液~最後に…
今回、ヒト幹細胞培養液のことをざっくりと、煩わしい専門用語などなるべく使わずに、端的に書いたつもりです。
また、今回の記事同様に『ヒト幹細胞培養液とは誰のどこから作られているのか』についても短く端的に記事にしてありますので興味のある方はご覧ください。
さらに、ヒト幹細胞培養液を使用している化粧品の中でも『最も濃度の濃いもの』を探し出した記事もあります。
ヒト幹細胞培養液コスメを、すぐにでも試してみたいという方は、今なら『お試し価格』のこちらの商品をおすすめして終わります。
ありがとうございました。